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レーダーとは何ですか?

レーダーは音波ではなく波長が極めて短いマイクロ波が使用されていますが、原理は山びこと同じです。 マイクロ波によるエコーをキャッチすることにより物標までの距離と方位を測り、その様子を映像としてディスプレイに表示します。 今、マイクロ波を一方向へ発射したとします。 電波は一直線上を進みますが、その進行線上に他船や島などの物標があれば電波はそれらによって反射され、反射波の一部は元の位置まで返ってきます。 従って、電波を発射してからその反射波が返ってくるまでの所要時間を測定し、距離に換算することにより、それぞれの物標までの正確な距離を知ることができるのです。

気象レーダーは降水によらないのですか?

気象レーダーは、レーダーから発した電波の反射波(エコー)を受信することにより降水を観測しますが、実際には降水がない場所でエコーが観測されたり、実際の降水よりも遥かに強い降水を示すエコーが観測されたりすることがあります。 このような降水によらないエコーを判別することで、データの品質管理を行っていますが、まれに品質管理後にもそのようなデータが残ってしまうことがあります。 ここでは注意すべきエコーの例をいくつか紹介します。 気象レーダーの発する電波は、通常なら直進して山岳などの上空を通過しますが、大気の屈折率の分布状態に応じて電波が曲げられ、通常の伝搬経路から大きく外れることがあります。 この現象を「異常伝搬」と呼びます。

レーダー探知機って何?

なお、高速道路や交通量の多い国道に設置されている自動測定タイプのスピード取締装置は、作動すると赤外光などを駆使した走行状態の写真を鮮明に撮影し、そこに計測速度を記載して出力します。 撮影/測定された場合は、ほぼ確実に免許停止処分か免許取り消し処分となります。 これは、 撮影に踏み切る速度設定を免許停止処分相当以上の違反速度に設定 されているためです。 レーダー探知機は、そうした 「うっかり状態」から「安全運転状態」に振り戻してくれる重要なアイテム なのです。 また、詳しくは後述しますが、レーダー探知機は、そうしたスピード取締装置の存在を予告してくれるだけに留まらず、最近は、ドライブを盛り立ててくれる 情報ディスプレイの役割を果たす機能 も持ち合わせるようにもなっています。

気象レーダーでみぞれは観測されますか?

気温が0度となる高度付近の、みぞれが存在している領域は融解層と呼ばれ、それよりも上層・下層と比べて局所的に強いエコーが気象レーダーによって観測されます。 これをブライトバンドと呼びます。 このような融解層(ブライトバンド)が水平に広がりを持っている場合、気象レーダーのアンテナをある仰角で水平に回転させて観測すると、強いエコーがレーダーを中心とする環状の領域に観測されます。 ブライトバンドの領域においては、雨の強さを実際よりも強く推定してしまう可能性があります。 レーダー観測では、雨や雪の粒に反射された電波の強さから降水の強度を観測します。

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